鳥取県内で起きた連続不審死で、鳥取市の自営業、円山秀樹さん(当時57歳)に対する強盗殺人容疑で逮捕された同市の元ホステス、上田美由紀容疑者(36)が、円山さんから購入した家電製品の代金支払いに関する誓約書とみられる文書を、円山さんが殺害される前日の昨年10月5日に書いていたことが分かった。この日に円山さんから3度の電話を受けていたことも既に判明しており、県警捜査本部は、5日の一連の出来事が殺害の動機につながったとみて調べている。
文書は、円山さんの鳥取市内の事務所に残されていた。「車2台分は家電製品の代金とは関係ありません」との内容が書かれ、上田容疑者の名前と「2009年10月5日」の日付が入っていたという。文書を見た円山さんの次男は、「代金を払っていないので代わりに車2台を譲るが、代金は別にきちんと払う、と約束した誓約書だと思った」と話している。文書は捜査本部が入手している。
上田容疑者は昨年8〜9月、円山さんから家電製品12点、計123万円相当を購入したが、代金を払わないまま転売していた。
10月5日には、上田容疑者と同居していた男(46)=詐欺罪などで起訴=名義の携帯電話に、円山さんが3回電話しており、代金の支払いを催促する内容だったとみられる。この携帯電話は上田容疑者が使っていたという。
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